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私たちについて

私たち TOMCAT HEART は、ITで社会人教育支援を行う個人経営事業集団です。
そしてプロジェクト・シルフィウスは、社会人の必須能力である「目標管理スキル」の育成・永続的な維持に対し、最適なソリューションを提供するサービスです。

私たちは、1パーソン = 1ビジネスのチーム理念のもと、誰もが自分のビジネスの、ひいては自分の人生のキーパーソンとなれる。そんな世界を目指します。
TOMCAT HEART の理念が実現した世界では、誰もが自己管理を自分1人でできます。
これは自分自身の体調・モチベーション・人生目標を管理するだけではなく、自分の仕事を1人で自己完結させることを含むものです。

なぜなら我々の理想が完成した世界では、誰もが自己の成長を「楽しい」と感じているからです。

一見すると、自分の仕事を自分1人でこなすことは当たり前のように思えるかもしれません。
ですが残念ながら今の日本では、自分の仕事すら自分1人では完結できず、誰かのヘルプがなければ自分のタスクすらおぼつかない。そんな人が多数いるのです。
これは、かねてより日本では「できて当たり前」とされる物事への教育体制が手薄となる傾向があり、社会人としての能力が育たないまま社会に放り出される状態が、当然のこととして放置されてきたためです。

それが証拠に、社会人スキルを教えてくれる高校や大学が、今の日本にどれだけあるでしょうか。
たとえば「考えをまとめる力」。
この能力は子供でも自然にできることとされ、小学校では読書感想文の教育カリキュラムがないのにとりあえず書かされます。
女性としては当たり前の礼儀であるはずの「メーキャップの技術」は、学校ではむしろ禁止されています。
なにより、会社に勤めれば当たり前のことされる「スケジュール管理能力」について、学校ではまず教えてもらえません。
社会人になってから、各人が社会人講座で自主的に学んでいるのが実状であり、その学習効率も決して良いとはいえない状況です。

こんな状態で「当たり前のことができる大人」など本当に育つのでしょうか。
私たちは、このままでは実現不可能であると考えました。

TOMCAT HEART では、当たり前のことが当たり前にできる。
我々には、そんな人材を育てるノウハウがあります。

なぜなら、人材を育てることと、楽しみたい人に楽しみを提供することを、同一のものと定義しているからです。

やるべきことを自分で見つけ、目標を立て、その実現のために必要なシナリオが1人で、またはチームで描ける。
そしてなにより、そのことを楽しむことができる。
我々のプロジェクト・シルフィウスには、そのために必要なシステムが全て組み込まれています。

誰もが自分の夢を自力で叶える。
自分自身の幸福のために仕事ができる。
楽しむことを誇ることができる社会。
それがプロジェクト・シルフィウスと TOMCAT HEART の願いです。
学習“不足”者支援としての目標管理

正しい教育が行われなかったがために、本来社会人としてあって当たり前の能力が育たず、本来なら健全者として生きるはずだった普通の人が、学習障害に似た症状を抱えたり、あるいは学習障害者として診断を受けたまま何年も、場合によっては定年までしなくていい苦労をし続ける。
そんな事例があるように感じます。

我々はそのような方々を、学習障害者ではなく「学習不足者」と捉えます。
我々の仮説では、日本の学習障害者の大部分は学習不足者です。

できて当たり前と思われることがなぜか特定個人にだけ難しい。何度教えてもできない。
教える側は、そのような人に「本人にやる気がないのだ」と簡単に切り捨ててしまいがちです。
なぜなら学習不足者が「なまけ」と誤解されがちな風潮の背景には、「同じ努力をすれば同じ成果がえられる」という誤解があるからです。

我々はこれらの問題の原因を、より基礎的な教育の不足であると考えます。
かつて、「努力」「起業」という言葉がブームだったとき、これにアンチテーゼを唱える方々がたくさんいらっしゃいました。
これらこそがまさに、教育不足の証拠であるように見えました。

当時のアンチテーゼ提唱者の方々は、努力するのが嫌だったわけではないように思います。
ただ、努力の仕方を教わっていないのに、教わっていないはずの努力を強要されることを、「無理やり苦労させられている」かのように感じていただけなのではないかと、そのように見えるのです。

人は皆、同じではありません。
1人1人が違う育成環境で育ち、異なる前提知識を持ち、異なる考え方を持っています。
とりわけ学習不足者は、基礎教育の不足により認知の歪みがあったり、他者の話を聞き入れ・解釈する能力が極端に低いこともあり、通常の教育法ではカリキュラムそのものが成り立たない事例も散見されます。

つまり、皆が同じ成果を出すための努力量が、皆同じでよいわけではないのです。
前提知識が足りない状態でカリキュラムに参加しようとすれば、その者は他者の何倍もの努力を要するでしょう。それを「やって当たり前の努力」と放置してしまっては、本人のモチベーション維持は困難を極めます。
本人にとって真に必要な努力を分析し、特定し、異なる1人1人の前提知識に寄り添うカリキュラムを構築しやすい。
そんな方法論が今、切実に求められています。

プロジェクト・シルフィウスでは、根拠のある目標設定・タスク管理をしやすい仕組みが構築されており、本人にとって必要な努力を見つけやすい、または本人が自分で考えやすい構造になっています。
自分のTODO管理を自分で管理し、問題点を分析し、それから教え手も抜け漏れを発見しやすい。
それがプロジェクト・シルフィウスの特徴です。

1人でも多くの人が、社会人として独り立ち可能なスキルをきちんと会得する。
TOMCAT HEART は、「1パーソン = 1ビジネス」のチーム理念を通じて、学習不足者が学習障害と思われなくていい世界づくりを目指します。

個人経営事業TOMCAT HEART 代表 中島秀和